膝の痛み・オスグッド病

膝の痛みでお悩みの方、

下のチェックに当てはまりますか？

もしかしたらその症状、オスグッド病かもしれません。

オスグッド病とは？

オスグッド病とは、太ももの前面にある大きな筋肉（大腿四頭筋：だいたいしとうきん）が、成長しきっていない膝のお皿の下骨の一部（脛骨粗面：けいこつそめん）を引っ張りすぎることで成長軟骨を剥離させてしまい、痛みや腫れが起こる疾患です。オスグッド病はスポーツ全般で起こり得ますが、特にジャンプなど膝屈伸が多いバレーボール・バスケットやダッシュやキック動作をする野球・サッカーを熱心に行っている場合に起こりやすくなっています。

なぜ痛みが出てしまうのか？

10歳から15歳の小中学生は急激に軟骨から骨へ変わろうとし、身長が伸びる子も多いです。しかし骨の成長と同じように筋肉や腱は成長する事が出来ません。成長期は太ももの前面にある大きな筋肉（大腿四頭筋：だいたいしとうきん）が伸びた骨に引っ張られる為、柔軟性が低下し固くなります。そして、膝を曲げる・伸ばす動作は、膝前面にある大腿四頭筋および膝のお皿の下にある膝蓋腱（しつがいけん）が脛骨（けいこつ：すねの骨）を引っ張ることによって行われています。2つの要因が重なり、成長期に太ももの前の筋肉や付着する腱が、繰り返し脛骨を引っ張り過剰な負荷をかけることで、未熟な骨や軟骨の一部が剥がれてしまい、痛みや腫れが生じてしまうのです。

成長痛ではない

子供の膝の痛みでよく勘違いされるのは成長痛です。成長痛とは4歳から6歳の幼児～小学校低学年に見られ、夕方から夜に見られることが多いです。レントゲンなどでは異常が見られず、原因不明ですが、一定時期を過ぎると痛みが収まります。まずはお子様の状況をしっかりと把握してあげることが大事になります。

治療院くらるの改善方法とは

当院ではオスグッド病の膝の痛みで通院される患者様も多くいらっしゃいます。有名な対処法はまずは第一優先は安静にし、アイシングが必要となります。しかしそれでは痛みが緩和されるまで時間がかかってしまいます。当院では物理療法を用いて固くなった筋肉の緊張をとってあげることにより、早期の回復を目指し、脛骨への負担の進行を抑えることが出来ます。進行が収まることによって痛みが少しづつ緩和され、痛みのない日常生活を取り戻すことが出来ます。また膝の痛みをご自分でもケアできるようにストレッチや簡単なトレーニングもご指導させて頂きます。痛み止め・湿布では進行は収まりません。早めの対処が必要になります。膝の痛みでお悩みであれば、治療院くらるに御連絡を！一緒に治していきましょう！